ワインが存在し始めた時期
ワインはいつから存在しているのでしょう。
このような疑問を持ったことはありませんか?
その銘柄、年代を考えると最古のものはいつになるのだろうという疑問が付き纏います。
やはり歴史は古く、いつ頃に造られたかというのは約6000年程前にさかのぼります。
元々の起源は
ぶどうの実が地面に落ち、それが発酵する事で生まれたのが起源と考えられています。
歴史の中で最も古く有名な話は、かのメソポタミア王のギルガメッシュの話が有名です。
ギルガメッシュ叙事詩によると、大洪水に備え方舟を造らせた大工にワインを振る舞ったという話があるくらいでその頃からワインは嗜まれていたんですね。
ワインの起源はどうしても先入観からヨーロッパなのではないかと思いがちですが、実際にはそれより古い時代からぶどうは栽培されていたようです。
その当時にぶどうを擦り搾る臼が現在では発掘されており、メソポタミア時代にはワインが飲まれていたという証拠になったのです。
その後、ワインの製法はエジプト、フェニキア、ギリシャへとすこしづつ広まり、ローマ帝国でも広く愛されていたんですね。
その頃の
ワインは水割りとして飲まれ、原酒で飲むのは野蛮だと言われていたんですね。
今ではなかなか考えられない飲み方も中世ヨーロッパに伝わる頃には現在のような飲まれ方をしておりそれが広まって今のワインの歴史が存在しているのです。
過去、幾多の時代の中で愛されてきたワインの歴史はこのようになっていたんですね。